多用途潤滑性添加剤
エクセルーブw
【概要】
エクセルーブwは無機多層フラーレン構造二硫化タングステンを高含有した潤滑性添加剤です。
ディーゼルやガソリンエンジンのオイルだけでなく、ギヤオイルやグリス、チェーン等にも添加できます。
市販のオイル等に添加するだけで、極めて高い潤滑性を発揮します。
【特徴】
無機多層フラーレン構造二硫化タングステン（IF-WS2）とは、タングステン粒子が球状でしかも多層を形成した構造です。
本製品（チューブの中）におおよそ5,000,000,000,000個の粒子が存在します。
この粒子は板状粒子と違いエッジを持たないので粒子自体が摺動面に傷を付けません。
非常に高い耐圧性、耐衝撃性、弾性、耐熱性を持っています。
通常時は球状構造体粒子が金属間に入り込み、ボールベアリングのように潤滑します。
球体の粒子は玉ねぎのような何重もの層を形成。
圧力が増しても球体の核心部は中空で弾力性があるため摺動面は金属どうしが擦れあうことが減ります。
仮に極限状態まで圧力がかかると、球体を形成する外殻層が少しずつはがれ、摩耗痕を埋め修復し、コーティング層を形成します。
【効果】
エンジンオイルに添加すると、フリクションロスが減ることで以下の効果が見込めます。
エンジンの寿命を延ばします。
エンジン音（メカニカルノイズ）が静かになります。
燃費が良くなります。
エンジンオイルを劣化しにくくします。
摩擦熱の発生が減るためオイルの温度が上がりにくくなります。
金属どうしが擦れあうことが減るため、スラッジが減ります。
ギヤオイルに添加しても、同様にトランスミッションの寿命を延ばし、燃費の向上が見込めます。
ハブベアリンググリスなどに添加しても、転がり抵抗が減り、燃費や寿命の改善につながります。
◆各種テスト成績◆
摩擦を最大35％減少
摩耗を最大37％削減
運転温度を平均6～10％減少
機械音を平均10％減少
振動を平均5～8％削減
オイル消費量削減
メンテナンス頻度削減
※エンジンや環境により左右されます。効果を保証するものではありません
【ご使用方法】
- エンジンオイル
エンジンオイルのフィラーキャップを開けて、エクセルーブwのキャップを開け、チューブから押し出して注入してください。
エンジンオイル4リットルに対し、チューブ1本の比率で注入してください。
フィラーキャップを閉めた後エンジンを始動し、30分程度アイドリングするか走行してください。
- ATF（オートマチックトランスミッションフルード）
ATF4リットルに対しチューブ1本の比率で注入し、注入後30分ほど走行してください。
※特殊なATミッションにはお使いいただけない場合がございます。
- ギヤオイル
ギヤオイル4リットルに対しチューブ1本の比率で注入し、注入後30分ほど走行してください。
※LSD（ノンスリップデフ）には効きが変化してしまうため、ご使用いただけない場合があります。
- パワーステアリング（パワステ）フルード
フルード4リットルに対し、チューブ1本の比率で注入してください。
- グリス
グリス1kgに対し、チューブ1本の比率で注入してください。グリスが流れ出すほど稠度（グリスの粘度）が変化しないように少量ずつ練り込んでください。
- チェーンルブ
チェーンルブ1kgに対し、チューブ1本の比率で注入してください。
単体では使用せず、規定のオイルやフルードに添加してご使用ください。
車両への施工は整備工場などにご依頼ください。
【ご注意】
食用油程度の粘度で、チューブを傾けるだけで出てきます。汚れないよう注意しながらお取扱いください。
エクセルーブwは黒色を呈しておりますので、エンジンオイル等に混ぜると黒くなります。色によるオイル等の劣化判断が難しくなりますので、走行距離などによって交換時期を判断してください。
エンジンオイルに添加すると潤滑性が上がるためコースティング（アクセルオフの状態で惰性で滑走する）の傾向が強まり、エンジンブレーキが効きづらくなることがあります（エンジンから直接駆動力を得ないe-POWERなどの車両はこの限りではありません）。
二輪車でエンジンオイルとギヤオイルを共用している車両には、滑り過ぎることでギヤが入りづらくなることがあるため、お使いいただけません。
過走行車のATFは添加剤を入れることで不調になる場合があるためお勧めしません。
開封後のご使用期限は1年、未使用品はお求めから2年です。
第4類第4石油類 危険等級III
